だから、「外壁はこの3つの中から選んでください」「建具はこの商品になります」と仕様が決められていても疑問は感じないと思います。
私自身の家づくりもそうでした。一定の決められた枠の中で進んでいったような記憶しか残っておらず、住宅性能についても聞いていないし、断熱についても聞いていません。これは、私たちが創業のときから手がけているリフォームのお客様からもよく聞くご意見です。
その経験があったからこそ、お客様には「たくさんの選択肢の中から、自由に自分たちの好きなものをチョイスしてほしい」。
そして、愛される我が家を手に入れてもらいたいと思っています。
それは…「その家で本当によいのか」を考えることです。
自分の家を持つことは嬉しいことです。気持ちも高まります。
しかし気持ちが高まるがゆえに、冷静な判断をするのが難しいことも。
・今の賃貸アパートが手狭になった
・家賃を払い続けるのがもったいない
こうした理由で家づくりをはじめる方も多いと思います。
今のアパートより不便さが解消できてコストも安いから、
という理由でローコスト住宅や分譲住宅などを選ぶ方もいらっしゃいます。
ローコスト住宅や分譲住宅にももちろんメリットはありますが、
あなたが家に暮らし方を合わせる必要があります。
しかしここでもう一度「本当にその家でよいのか?」と冷静に考えていただきたいです。