最近の二世帯住宅は一昔前のスタイルとは大きく変わり、
各家庭の関係性に応じて適したタイプがあります。
その種類は4つ。
それぞれのタイプ別の特徴を知り、自分たちに合ったタイプを選んでください。
【4つのタイプ】
■すべて共有するタイプ
■一部の設備や空間を共有するタイプ
■同じ屋根の下にすんでいるけど生活が独立しているタイプ
■同じ敷地内に別々の家を建てるタイプ
■すべて共有するタイプ
すべての空間や設備を二世帯で共有するタイプです。
サザエさん家やちびまるこちゃん家もこのタイプですね。
家事や子育ての協力がしやすく、大家族の温かさを味わうことができます。
■一部の設備や空間を共有するタイプ
玄関や浴室、など一部の設備や空間だけを共有します。
部分共有をすることで節約しながらも、キッチンやリビングが分かれているので、
個々の暮らしのペースを保つことができます。
■同じ屋根の下にすんでいるけど生活が独立しているタイプ
1階と2階、右と左など、家は繋がっているけどそれぞれの世帯別に設備が空間が独立しているタイプです。
お互いに干渉する部分が少ないながらも、いざというときにお互いを頼ることができます。
■同じ敷地内に別々の家を建てるタイプ
それぞれの世帯が完全に分離しているタイプです。
プライバシーを尊重できお互いの生活ペースを乱すことなく暮らすことができます。
共有する部分が多いほどプライバシーは確保しにくくなり、
空間共有から生まれるストレスが大きくなる傾向がありますが、
家族の温かさを味わうことができるうえ金銭面での負担は減ります。
プライバシーを確保するために独立部分を増やせば、
それなりの土地が必要になり金銭面の負担が大きくなります。
生活の向上を目的とした二世帯住宅にするためには、
生活面でも金銭面でもメリットのある家がいいでしょう。
家族一人ひとりがストレスを抱えず楽しい暮らしができるのが二世帯住宅の理想ですね。